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尿に泡(尿にあわが!)

更新日:2021年11月29日

#尿になかなか消えない泡を見つけて、急いで来院される方もいらっしゃいます。

尿の粘稠度が高いということは、ねばねばした状態をさします。尿の粘稠度が高くなると尿は泡立ちやすくなります。


1)患者様はまず、腎臓病になっていないかと心配されます。つまり尿に蛋白がでていないかと心配されます。尿蛋白が多いと尿の粘稠度が増し、尿が泡立ちやすくなります。


2)糖尿病を心配されてくる患者様は少ないですが、糖分の多い飲料水を飲んだ後、食事をした後、尿の泡立ちが目立つ場合、糖尿病の検査が必要です。


3)運動その他の理由で脱水(体内の水分、つまり体液が減った状態)になった時も尿の粘稠度が増し、尿が泡立ちやすくなります。


4)尿蛋白が出現した場合、基本的に腎臓病を疑いますが、ある種の異常蛋白が尿にでていると、血液疾患を疑います。ベンスジョーンズ蛋白が出現した場合、多発性骨髄腫を疑います。血液中に蛋白が増えると尿中にも排泄され、尿の粘稠度が増し、尿が泡立ちやすくなります。


*多発性骨髄腫は、血液細胞の1つである「 形質細胞 けいしつさいぼう 」のがんです。

*白血病でも尿蛋白が増加します。



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