アレルギー関係

ネコとブタ その関係は?(Pork-cat syndrome: ブタ肉-ネコ症候群 ) 食肉アレルギー-大和クリニック-木更津市の皮膚科 アレルギー関係

ネコとブタ その関係は?(Pork-cat syndrome: ブタ肉-ネコ症候群 ) 食肉アレルギー-大和クリニック-木更津市の皮膚科

ブタとネコのタンパク質の一つ(アレルギーの原因物質)が似ているため起きます。ネコと一緒にいることで、ネコに対してのアレルギーができます。ブタ肉を食べると、ネコに対してできたアレルギーが類似の豚血清アルブミンを攻撃することで、アレルギー(じんましん、血管性浮腫、アナフィラキシー)が肉を食べた後2時間以内に起こります。
Bird-egg症候群(鳥-卵症候群)-大和クリニック-木更津市の皮膚科 アレルギー関係

Bird-egg症候群(鳥-卵症候群)-大和クリニック-木更津市の皮膚科

鳥類を長年飼育している人で起こります。羽毛や糞便を吸入、接触することで、その鳥抗原(鳥アレルゲン)に対して感作が起こります。感作が成立するまでは数年から数十年の飼育歴が必要です。その鳥抗原と鶏卵抗原が似ているため、鶏卵(特に卵黄)、時に鶏肉を食べた後、即時型アレルギー(摂取後2時間以内)を起こす病態を言います。
水じんましん(水アレルギー性じんましん)-大和クリニック-木更津市の皮膚科 アレルギー関係

水じんましん(水アレルギー性じんましん)-大和クリニック-木更津市の皮膚科

水じんましんとは、温度やpH、塩分、心因性に依存せず水との接触(汗、涙、海水、淡水)により、20〜30分以内に急速に誘発される接触じんましんの一つのタイプです。物理性じんましんと接触じんましんの要素を両方もつじんましんです。水との接触部位に周囲にコリン性蕁麻疹に似た1〜3cmの紅斑に囲まれた1~3mm大の膨疹が出ます。
 獣肉アレルギー マダニ咬傷と肉(ほ乳類の肉)との関係は?-大和クリニック-木更津市の皮膚科  アレルギー関係

 獣肉アレルギー マダニ咬傷と肉(ほ乳類の肉)との関係は?-大和クリニック-木更津市の皮膚科 

獣肉アレルギーはマダニ咬傷による経皮感作が原因となり、ウシやブタなどの赤身の肉、哺乳類から作られた製品の摂取で主に発症します。獣肉を食べてすぐではなく、3~6時間後(遅発性)にじんましん、かゆみ、唇、顔、舌、喉、その他の体の部分の腫れ、息切れ、ゼーゼー、くしゃみ、頭痛、腹痛、下痢、嘔吐、アナフィラキシーなどが起きます。
 ラテックス アレルギー、コンドームアレルギー-大和クリニック-木更津市の皮膚科 アレルギー関係

 ラテックス アレルギー、コンドームアレルギー-大和クリニック-木更津市の皮膚科

ラテックスアレルギーは、天然ゴムラテックス(ゴム手袋、カテーテル、輪ゴム、コンドームなどに使われています)によるアレルギー反応です。ラテックスアレルギーのある人の30~50%に、特定の果物にもアレルギーがあるかもしれません(ラテックスフルーツ症候群)。アボカド、キウイフルーツ、クリ、バナナなどが注意すべきフルーツです。
魚アレルギー (食べても、触っても、吸っても)-大和クリニック-木更津市の皮膚科 アレルギー関係

魚アレルギー (食べても、触っても、吸っても)-大和クリニック-木更津市の皮膚科

魚を食べてアレルギー様症状を起こした場合、即時型の魚アレルギー以外にアニサキスアレルギー、ヒスタミン中毒の可能性も考えられます。魚アレルギーは、食べても、触っても、吸っても(調理や加工時に発生するエアロゾル化したタンパク質を吸入)起こります。
 カニ、エビ などのアレルギー(甲殻アレルギー)-大和クリニック-木更津市の皮膚科 アレルギー関係

 カニ、エビ などのアレルギー(甲殻アレルギー)-大和クリニック-木更津市の皮膚科

甲殻類アレルギーの出現は乳幼児期は多くありませんが、学童期以降に増えてきます。18才以上では、1位に甲殻類アレルギーが位置します。甲殻類アレルギーの中ではエビの頻度が最も多いです。エビ・カニなどは、成長とともにアレルギーが良くなることが少ないと考えられています。食物依存性運動誘発アナフィラキシーを起こす原因の一つです。
 ピーナッツアレルギー (マメ目マメ科なのにナッツです)-大和クリニック-木更津市の皮膚科 アレルギー関係

 ピーナッツアレルギー (マメ目マメ科なのにナッツです)-大和クリニック-木更津市の皮膚科

ピーナッツは特定原材料7品目の一つで、容器包装された加工食品で表示が義務づけられているアレルギー物質です。見た目だけで判断できないピーナッツの加工品でもアレルギーが起こります。ピーナッツは他の食品よりも少量で致命的な反応を起こすとされています。(ピーナッツ1g、その他の食持10g)
 納豆アレルギー サーファーとの関係は?-大和クリニック-木更津市の皮膚科 アレルギー関係

 納豆アレルギー サーファーとの関係は?-大和クリニック-木更津市の皮膚科

納豆アレルギーの原因は、納豆の粘稠物質の中にあるポリガンマグルタミン酸だと考えられています。納豆アレルギーは遅発性(接種後5~14時間して)にじんましん、意識消失を伴うアナフィラキシーなどを起こしやすいです。食べてすぐ症状が出ないので、納豆が原因だと気づきにくいです。約8割の患者さんがマリンスポーツ歴があります。
そばアレルギー (うどんを食べただけなのに)-大和クリニック-木更津市の皮膚科 アレルギー関係

そばアレルギー (うどんを食べただけなのに)-大和クリニック-木更津市の皮膚科

そばアレルギーはそばを食べたときに起こります。ゆで汁を飲んだときに起こります。そばのアレルゲンが溶け出した水蒸気を吸った時に起こります。一部の重度のアレルギーがある人ではそば屋に入店しただけで症状が起こる可能性があります。原因食物別ショック発生率:そばは4位16.5%です。