泌尿器のお悩み 15 10月 2023 真珠様陰茎小丘疹(しんじゅよういんけいしょうきゅうしん)-大和クリニック-木更津市の泌尿器科 真珠様陰茎丘疹は、陰茎の亀頭部の基部の辺縁や冠状溝に沿って配列する皮膚と同色の大きさが1~2mm(~4mm)のいぼのような小さなブツブツです。主にその背側に列をなして配列しています。列は1列または多数列です。日本人の男性の20~40%にみられる生理的なものです。放置して問題ありません。 続きを読む
皮膚科のお悩み 20 9月 2023 毛孔性角化症 (毛孔性苔癬:もうこうせいたいせん)私もですが、子供の腕(うで)がザラザラしています-大和クリニック-木更津市の皮膚科 毛孔性角化症は上腕などに毛穴(毛孔)に一致したザラザラしたブツブツ(1~3mm大)が多数見られる病気です。毛包にケラチンが蓄積することによって引き起こされる、非常に一般的な乾燥肌の状態です。常染色体優性遺伝で子供を連れてきた母親にも前から気になっていたと言われることがあります。性差はなく、しばしば家族性に発症します。 続きを読む
皮膚科のお悩み 23 8月 2023 痒疹(ようしん) -非常にかゆいブツブツがたくさんあります-大和クリニック-木更津市の皮膚科 痒疹とはかゆみの強い丘疹(ぼつぼつ)が孤立性で融合傾向を認めないことが特徴です。丘疹はかくことでてっぺんにびらん(ただれ)、痂皮(かさぶた)を伴ったり、結節状(しこり)を呈したりして多発します。原因は虫刺され、症候性痒疹(糖尿病など)、心因性疾患、妊娠性、金属アレルギーによるもの、誘因が特定できないものなどがあります。 続きを読む
内科 11 8月 2023 IgA血管炎 (血管性紫斑病、ヘノッホ=シェーンライン紫斑病、アナフィラクトイド紫斑病ともいいます)-大和クリニック-木更津市の内科 免疫グロブリンA抗体(IgA抗体)が関与して生じる免疫複合体性小型血管炎です。特に皮膚、関節、腸、腎臓の小さな血管が炎症を起こし、出血する疾患です。多くの場合、上気道感染症が先行し、家族内でクラスター化することがわかっています。小児では溶連菌感染(約30~50%)、ウイルス感染後に発病することが多いです。 続きを読む
皮膚科のお悩み 5 8月 2023 薬疹 :薬が悪さしてブツブツができ、かゆみがあります-大和クリニック-木更津市の皮膚科 薬疹とは薬またはその代謝産物が原因で生じる皮膚、粘膜のブツブツです。アレルギー性と非アレルギー性があります。アレルギー性では、5日~2週間程度で薬に対して体が過敏状態になります。非アレルギー性では薬自体の作用により、誰にでも起こります。原因として抗菌薬、解熱鎮痛剤、抗痙攣薬、抗がん剤、ザイロリックなどが多いです。 続きを読む
皮膚科のお悩み 30 7月 2023 光線過敏症 (陽に当たると悪くなるのはなぜ?)-大和クリニック-木更津市の皮膚科 日光にさらされた部分の皮膚(顔、耳、首、腕、脚、手、足など)に変化があるとき、かゆみを伴い、赤くなったり、ブツブツができた場合、光線過敏症(日光アレルギー)を考えます。可視光線(目に見える光)によっても光線過敏症は起きることもあります。紫外線が一番強いのは6月です。その前後4月、5月、7月、8月などに多いです。 続きを読む
皮膚科のお悩み 8 7月 2023 毛虫皮膚炎とは-なぜか、赤いブツブツたくさん、あちこちにでき、かゆいです-大和クリニック-木更津市の皮膚科 毛虫(けむし)とは、チョウやガの幼虫のうち、毛や棘が生えているものです。毛虫皮膚炎を引き起こす毛虫で一番多いのはチャドクガです。ツバキ、サザンカ、チャなどツバキ科の植物に発生します。毛虫皮膚炎はふかのタイミングである5~6月と8~9月に多いです。公園や庭木、生垣などで幼虫が発生し、刺す毛虫として問題となります。 続きを読む