皮膚科のお悩み

光線過敏症 (陽に当たると悪くなるのはなぜ?)-大和クリニック-木更津市の皮膚科 皮膚科のお悩み

光線過敏症 (陽に当たると悪くなるのはなぜ?)-大和クリニック-木更津市の皮膚科

日光にさらされた部分の皮膚(顔、耳、首、腕、脚、手、足など)に変化があるとき、かゆみを伴い、赤くなったり、ブツブツができた場合、光線過敏症(日光アレルギー)を考えます。可視光線(目に見える光)によっても光線過敏症は起きることもあります。紫外線が一番強いのは6月です。その前後4月、5月、7月、8月などに多いです。
癜風(でんぷう)夏汗をかいていたら、胸と背中に何か色のついたものが、できてしまいました-大和クリニック-木更津市の皮膚科 皮膚科のお悩み

癜風(でんぷう)夏汗をかいていたら、胸と背中に何か色のついたものが、できてしまいました-大和クリニック-木更津市の皮膚科

癜風(でんぷう)とは、正常な皮膚に普段から生息するカビであるマラセチア属の癜風菌により起こる感染症です。汗がよくでる春~夏にできやすいです。胸、背中、脇の下、頚などに起こりやすいです。淡い茶色のはんてん(黒色癜風)、白いはんてん(白色癜風)に見えます。基本は円形、大小様々、また融合して大きな面になることもあります。
単純性顔面粃糠疹 -子供の顔に白いはたけ(畑ではありません)ができています-大和クリニック-木更津市の皮膚科 皮膚科のお悩み

単純性顔面粃糠疹 -子供の顔に白いはたけ(畑ではありません)ができています-大和クリニック-木更津市の皮膚科

単純性顔面粃糠疹は主に小児の顔面にみられる細かな鱗屑を伴う脱色素性の皮疹のことです。この病気は、境界のはっきりしない、鱗屑性の、かすかな紅斑の存在によって特徴づけられます。これらの病変は、最終的に色素沈着部を残して沈静化し、その後、徐々に正常な色素沈着に戻ります。しばしば顔面に発現し、特に頬とあごが好発部位です。
蜂(ハチ)に刺されたら、どうしたらいいですか?-大和クリニック-木更津市の皮膚科 皮膚科のお悩み

蜂(ハチ)に刺されたら、どうしたらいいですか?-大和クリニック-木更津市の皮膚科

人への被害が多いハチはスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの3種類です。ハチの被害は夏から秋にかけて多く、ハチ刺されによる患者数は8月がピークとなります。ある10年間で平均16.7人の死者が出ています。ハチ刺されは、一時的な痛みや不快感から重度のアレルギー反応に至るまで、さまざまな反応を引き起こす可能性があります。
毛虫皮膚炎とは-なぜか、赤いブツブツたくさん、あちこちにでき、かゆいです-大和クリニック-木更津市の皮膚科 皮膚科のお悩み

毛虫皮膚炎とは-なぜか、赤いブツブツたくさん、あちこちにでき、かゆいです-大和クリニック-木更津市の皮膚科

毛虫(けむし)とは、チョウやガの幼虫のうち、毛や棘が生えているものです。毛虫皮膚炎を引き起こす毛虫で一番多いのはチャドクガです。ツバキ、サザンカ、チャなどツバキ科の植物に発生します。毛虫皮膚炎はふかのタイミングである5~6月と8~9月に多いです。公園や庭木、生垣などで幼虫が発生し、刺す毛虫として問題となります。
粉瘤(ふんりゅう)、(アテローム):ドーム状に盛り上がった所から悪臭がします-大和クリニック-木更津市の皮膚科 皮膚科のお悩み

粉瘤(ふんりゅう)、(アテローム):ドーム状に盛り上がった所から悪臭がします-大和クリニック-木更津市の皮膚科

粉瘤のほとんどは表皮嚢腫です。皮膚科で最もよく見られます。皮膚の下に袋状の構造物(嚢腫)ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称で、ドーム状に盛り上がった良性腫瘍です。中央に開口部があり特徴的な臭いを伴う粥状物(角化物)が袋の中にあります。
稗粒腫:はいりゅうしゅ 目のまわりに白いツブツブがたくさんできています-大和クリニック-木更津市の皮膚科 皮膚科のお悩み

稗粒腫:はいりゅうしゅ 目のまわりに白いツブツブがたくさんできています-大和クリニック-木更津市の皮膚科

直径1~2mm程度、大きくても2~3mmの白いまたは黄白色の半球状に盛り上がったかたいブツブツが主に顔にできるものです。顔面および頭皮に好発する表在性の微小な表皮封入嚢腫です。10歳代以降が多いです。若い女性に多い傾向があります。皮膚が乾燥して眼をこすっている子供の眼のまわりによく認められます。
肉芽腫性口唇炎―長く唇が腫れています-大和クリニック-木更津市の皮膚科 皮膚科のお悩み

肉芽腫性口唇炎―長く唇が腫れています-大和クリニック-木更津市の皮膚科

肉芽腫性口唇炎は、慢性に口唇の腫脹を呈する肉芽腫性疾患です。口唇の腫脹が突然見られ、時に頬粘膜、前額部、眼瞼、舌の腫脹を伴います。慢性、再発性に口唇部が腫脹します。原因は不明です。若い成人20 歳から 40 歳の間に発生率のピークが報告されています。小児にはまれです。通常かゆみや痛みは伴いません。
トンズランス感染症(フランスにトンズランスと覚えました)格闘技選手で流行、頭部白癬症、体部白癬症-大和クリニック-木更津市の皮膚科 皮膚科のお悩み

トンズランス感染症(フランスにトンズランスと覚えました)格闘技選手で流行、頭部白癬症、体部白癬症-大和クリニック-木更津市の皮膚科

トンズランス感染症とは、トリコフィトン・トンズランスという白癬菌による感染症です。他の白癬菌に比べても、トンズランス菌の体内への侵入速度は速く、傷口からだと通常の約2倍の速さで侵入します。直接的な皮膚と皮膚の接触で感染が拡大します。感染力が強いです。柔道、レスリング、相撲をはじめとする格闘技選手の間で流行します。
点状角質融解症 足の裏にたくさんのくぼみができて、臭いです-大和クリニック-木更津市の皮膚科 皮膚科のお悩み

点状角質融解症 足の裏にたくさんのくぼみができて、臭いです-大和クリニック-木更津市の皮膚科

点状角質融解症とは、皮膚の浅い部分で細菌感染症を原因として生じる皮膚疾患で、足の裏や足の指の腹といった荷重がかかるところに、数mm大の大小様々な小さな穴が多数生じます。歩行時の痛みや特有の悪臭などの症状を伴うこともあります。比較的若い男性に多く見られます。多くの場合、両側性に発生し、水虫と似ていて間違われやすいです。